古民家のしつらい

シンプルな染付の久谷も魅力。

2007年の能登沖地震の前年、
ご縁があって能登の商家を住宅にリフォームする仕事をいただきました。
引渡し後に大地震がおこり、とても心配しましたが、
幸い、階段の塗り壁が一部剥がれ落ちただけで大きな被害はなくホッ。

実は、リフォーム相談の折、お施主さんからは、
「このあたりは地震の心配はないから、特別な配慮はいらないよ」
と言われ・・そうは言っても、元々は商店として建てられているため
1階は大空間になっていて、耐力壁がほとんど無い状態でしたので
設計者としては、それなりの配慮をして、耐震補強をしました。

地震大国日本、どこで何があるかホントわかりません。
このお宅は海からも近く、ですが、この時は津波被害はなかったので
耐震補強が効果を発揮しましたが、もし津波被害でしたら、
この補強は何の役にもたたなかったでしょう。

設計の仕事は、ある意味お施主さんの命を預かる仕事・・・
心労でつぶれそうになることもあり、また、お施主さんの笑顔に癒され。

この仕事の合い間に、お施主さんが九谷焼の卸団地に案内してくれました。
その時に初めて、「久谷焼にもこんな染付けがあるんだぁ」と新たな出会い。
まあ、有田焼からの流れの窯元ですから、当たり前といえば当たり前?



↑いいでしょ、コレ
楕円にひらひらがついた形も変わってますし、
なにより、染付けの麒麟がグーです、伝説の動物ですからねー♪

一目惚れです、でも、5枚セットで4万円かぁ。
ちょっと高いなぁ、でも縁だから・・・
とレジに持っていくと、「4割引きです」

やっほー、ということは、28000円ですねー。
だから、窯元でお買い物するの好きなんですよねっ。
たいてい値引きしてくれます、有田焼の卸団地なんかも。

このお皿は煮魚や焼魚に大活躍です♪

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