古民家改修の様子はなかなか見る機会も無いと思いますので
なるべく詳細にお伝えしていきたいと思います。
より正確に改修設計を進めるために、
粗々、内部の解体だけは済ませてありました。
その様子はすでに何回かにわけてご報告済。
参考のため、改修前の様子はこちらの動画で!
シンプルな形で再スタートしたいので、
まずは、余計な部分の解体をします。
西側の下屋(げや)。
こちらは新築当時の納屋?
本体との構造的なからみが多少心配でしたが、
予想通り構造的にはまったくつながっていませんでしたので
母屋の構造バランスを崩すことなく解体できす。
母屋本体と下屋部分のとりあい。
シンプル・イズ・ベスト(古民家の王道)。
↑既存の土壁はこんな感じで竹を編んだもの(竹小舞と言います)に
藁スサなどをすきこんだ泥土をからめて壁にしてある。
解体後はこんな感じ↓
たぶん・・80年以上は経っている泥壁の中にあった
竹小舞。そのまんま!凄い!燃やして自然に還せる!
奥の方に見えてるのは、藁すさ入りの土の残骸。
雨降ってきたから・・このまま、土に還るのかな・・。
大き目の角材は、薪暖炉用に保管しますし・・
捨てるもの無し♪
古民家の王道だ(笑)。