古民家のしつらい

その派手さが魅力、九谷焼。

たくさんある窯元の中で好きなものの一つが久谷焼(石川県)。
江戸時代初期に有田(佐賀県)から陶工が移住してきたのが始まりとか。
久谷焼きといえば・・赤だの、青だの、黄色だのと
派手派手な色使いが特徴で、この派手さに魅かれます。
まあ、人によって好き嫌いがありそうですが。



↑こちらは、吉田屋と言われる九谷焼。

この小鉢の絵柄は派手と言えば派手・・ですが・・・
渋みのある色合いで、日本人の粋を感じさせますね。
器の中は白地ですので、ほうれん草のあえものなど、色がよく映えます。
我が家では、普段使いに愛用しています。

実は、九谷焼は江戸初期に40年ほど栄えて、その後、廃窯になってしまったそう。
その後、江戸後期にこの九谷焼を再興した一つに、吉田屋窯というのがあり、
この窯元の作風を継承したものを通の人は、「吉田屋」と言っているようです。

この吉田屋が有名なので、九谷焼=吉田屋というイメージですね、
我々素人にとっては。

ですが、有田焼風のシンプルな絵柄も久谷にはあるんです、知らなかったァ。
この話の続きはまた明日。

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