日々雑感

島根と鳥取の区別がつかない話・6

戦国時代の山城の跡、面白いよねー。
天守閣のあるお城も美しいけど、山城の良さも捨てがたい。

NHK・BS3『英雄たちの選択』の準レギュラー?
城郭考古学者の千田嘉博さんの影響大?!

守るに易く、攻めるに難し。
背に山を背負い、三方に川。
高台の山城からは敵の一挙手一投足が見える♪
いわゆる天然の要害ってやつですね。
高台からは遠く日本海も見えましたよ!

上っている途中途中に出丸という平な部分があって
ここで、下から上がってくる敵を討つ。
討ちきれなかった敵は次の出丸でやっつける、みたいな。

ここ、月山富田城が面白いのは、
ここが最終的には国宝・松江城につながっていくところ。
麓の郷土資料館で、館長のおじさんから色々聞いちゃった♡

戦国時代、このあたりを治めていた尼子氏が
戦国末期にかの毛利氏に駆逐され、
毛利家の3本の矢の一人、吉川(きくかわ)家が入城。

その後、戦国末期、秀吉の朝鮮出兵のため
この山城から海に面した米子城へ。

ええ??米子にお城があるのん??
知らなかったー。これは明日、行かなければ!

その後、関ヶ原の戦いで負けた毛利藩(吉川家)は
岩国に移され、代わって、徳川子飼いの堀尾家が継ぐ。

で、江戸時代に入って戦争が無くなったからかな?
松江に新たにお城を作った(平城)。
平和な時代は戦争より、
海運・商業に適した松江なのですね。

その後、堀尾家、京極家と後継ぎ無しで
最後、家康のお孫ちゃん、松平直政が継ぎ
明治維新まで松平家。

とまあ、国宝・松江城の歴史は
ここ、月山富田城なくして語れないのだー。

歴史って、ほんと面白いねー。

あ、そうそう、武将・山中鹿之介はここの出身なんだって。
んー、名前は知ってるけど、いまいちイメージがわかない、この人。
鹿之介をNHK大河ドラマに!みたいな誘致もあるらしい(笑)

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