忙しさにかまけていて・・すっかりご無沙汰。
今日は天皇誕生日ですね。
んー、前回ブログねたが沼津御用邸で・・
本日のねたは・・??
はーい、建築をやっている人なら
この襖の絵柄を見れば、何処かはすぐわかりますね♪
かのドイツ人建築家・ブルーノタウトが絶賛したので有名。
ということで、本日も天皇家ゆかりの場所をご紹介。
京都の桂離宮です♡
超粋な!襖の市松模様。
広大な敷地の中に回遊式の庭園、
質素なお茶室や東屋が多数散在。
それぞれの建物からの見る角度によって、
見える景色が違ってる。
質素なのに、計算されつくされている美。
月見に象徴されるように
季節ごとに、時間ごとに多種多様に楽しめる。
凄っ♡
って、天皇の方々って、どんだけお茶好き?!
みたいな(爆)
こーんな散歩道も計算されつくされているよねー。
西洋のシンメトリーと違って
日本はアシメントリーの美♪
アイストップの灯篭も素敵♪
んん?行き止まり?と思ったら・・
左に曲がる道があるのです。
遊び心満載。
ここ桂離宮は事前の予約がないと拝観できません。
以前は往復はがきで申し込むしか方法がなかったのですが、
現在はインターネットで申し込みもできますので、是非。
でも、なかなか予約取れないかも(泣)
拝観の前後には、離宮前にある中村軒で
白みそ雑煮を是非ご賞味あれ(但、冬限定!)
その美味しさに悶絶ですー。
うますぎるー。
【余談】
ところで・・市松模様って良く言いますが・・
なんで?!
日本独特の模様としては、他に
麻の葉模様とか、青海波とか、唐草模様とかありますが
これらは、その形からきている名前なのはわかる。
じゃぁ、市松は?何の形からきてるのかな?
ぶぶー。
市松は、江戸時代の人気歌舞伎役者
ナントカ市松という人が好んで着ていた衣裳の柄なんだって!
この柄が粋な江戸庶民に大人気となり
市松模様として名前が定着したとか。
日本人の中には、粋という美が息づいています。
大事にしたい美意識です。