日々雑感

木工家具で地方創生。

栃木県は喜連川丘陵の里山にある
杉インテリア木工館』にて。

杉にこだわって、家具づくり。
廃校になった小学校を工房にして。

普通家具の材料といえば、硬い広葉樹が使われます。
針葉樹の中でも、杉はとても柔らかいので強度が出ず
これまで家具に使われることはほとんどなかったそうです。

柔らかくて傷はつきやすいかもですが、
杉の触ったときの温か味と、その木目の美しさは魅力ですね。
また、間伐材として日本国内には大量の在庫が
森林に眠っていますので、それを活用しない手はない!

ということで、木組みの工夫で
強度を出し、杉材でも椅子を作ることに成功したそうです。

そして何より嬉しいのは、
杉は軽いんです!持ち運びしやすい椅子はありがたいですよね。

個人的には塗装無しより、
手前から2つ目、ウォールナット色のがお好み♡
塗装をかけると、杉の木目がより引き立ちますね!

館長さんいはく・・・
「ここの取り組みについて周知が難しくて・・経営が苦しい・・」

とお悩みのようでした。
近くに観光地があるわけでもなく・・・
地方創生の取り組み、どこも悩みは同じですね。

良いものはあるのに、宣伝力が無いために立ち行かない。
ゆえに、製品コストも高くなってしまうし・・
そうですね・・ここの家具も決してお安いとは言えないものでした。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です