ハイブリッド古民家🄬改修工事

ハイブリッド古民家🄬改修工事・日記3

入口土間から東庭方向を見る

本格的な改修工事が始まって3週間。
構造の柱・梁のゆがみを調整するのに
思いのほか時間がかかり・・
なかなか思うように工事が進捗しませんが・・
ここは、手抜きのできない踏んばりどころです。

土間から入って、リビング・食堂越しに
東庭の斜面の緑を借景にする!が設計のポイントです♪

春にはここにツツジを満開にさせる予定!(あくまで予定・・汗)

解体工事は始まると、既存はどんなだったっけ??
って、意外と前のことは覚えていないです(汗)
既存北側の写真(2019年1月撮影)↓

下屋根の茶色の壁(トタン板葺)、やだなぁ。
何とかしたい!
というわけで、解体↓

んー、予想通り、トタン板を簡単に止めてあるだけだったー。
古民家、寒いはずですよねぇ(汗)。
ここは壁・天井をハイブリッド化して、
仕上げは杉の下見板張になる予定♪


左端のさらに低い屋根の部分は旧便所(納戸に改修)。
屋根はそのままに、足元はぐずぐずなので改修します↓

足元のアップ写真。
石の上に土台を乗せ、その上に柱を立ててあります。
地面との距離が近すぎるので、湿気が上がり木が腐っていますね。
ここは、主室などと同じく、
床下を高くあげて床下の風通しを良くし腐朽を防ぎます。

既存の柱や土壁など使えるものはそのまま使い、
足元だけ改良。

古民家は作りが本当にシンプルなので、
改良がとてもしやすいのも魅力です。

古民家によくみられる北側の湿気の多い状態にくらべ、
とても良い状態です(この日は大雨の翌日でしたが水たまり無)。
とはいえ、やはり直射日光は当たらないので湿りがち。

建物改修後は、北庭から水が母屋側に流れないように
土地の勾配を調整し(建物側を高く、庭川を低く)、
屋根からの雨落としとして砂利を敷こうかな、と思案中。

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