古民家改修工事で気をつけたいところ・・
電気配線工事。ここは勝負どころですね(笑)
下の写真の右端を見てください、工事前のコンセント。
線もボックスもすべて露出です。嫌ですねぇ(笑)
この家が建築された昭和初期?
まだ電気は一般的ではなかったのでしょうか。
こうした古民家の多くは、電気配線が後から施工されて
こうした露出配線が一般的です。
そもそもコンセントの数もめちゃくちゃ少ないですが(汗)。
改修後は、こういうかっこ悪いのは避けたい。
ハイブリッド古民家🄬ですから!(爆)
現代家屋では、こうした電気配線は天井裏や壁の中に
隠れていて、必要なところにコンセントボックスを埋め込みます。
ですが!困ったことに
古民家にはそもそも壁があまりないし(汗)
あったとしても『真壁』(しんかべ)と言って
柱や梁よりも壁の方が薄いので、
電線を通すためには、柱や梁に穴をあけなければならない。
構造材に穴をあけるのは、絶対避けたい(耐力が落ちるので)。
さて、どうする??
ということで、電気配線をいったん床下に全部落とします。
古民家の床下はすっかすかですから、
配線スペースは好きなだけ取れます♪
で、必要なところで床上に立ち上げ・・
うまい具合にコンセントやスイッチボックスを取り付けるわけですが・・
そうそう、うまくもいかない・・
まだまだ工夫が必要なのです・・それは追々ご紹介するとして。
いずれにしても、コンセントの数は最低限にしています。
エアコンのコンセントもありません!
ハイブリッド古民家🄬ですから!
電気に頼らない暮らしの提案、力入ってます。
お楽しみに!