ハイブリッド古民家🄬の住人たるもの
何事も自分でやらなきゃ(また言ってる・汗)
って、単に、予算が無いだけだった・・・
古い障子の張替え。
なんと!30枚ほど張替え作業が待っている(汗)
2階の小部屋に入っている小さい4枚障子。
この障子を通して、1階のホールに光が入るので
とても重要なんです!
張替えの練習には、まず、こんな小さいのが
扱いやすいかと思って。
これを外して持ち出し
知り合いの経師屋さんに弟子入り♪
当然のことながら・・まずは古い障子紙を
濡らしてはがします。
強いシャワーの水圧でホコリも払います。
でもねぇ・・使っている糊が化学ノリだと
ごらんのとおり、水だけではするっとはがれないっ。
小さなへらで残った紙をこそぎ落とします。
ので、師匠いはく
「こういう化学ノリは絶対使っちゃだめ!
でんぷん糊じゃなくちゃ。」
濡れた状態だと、ホコリがちゃんと落ちたかわからないので
第一日目はここでおしまい。
数日後、再度、師匠を再訪問。
まずは、でんぷん糊の柔らかさ加減と
糊ハケの握り方から。
お次はそのハケを使って桟に糊をのせる技の極意を伝授(汗)
ぽんぽん、と糊を置くようにするのがポイントだそうで。
糊をよーく、ハケからこそぎ落しておくのも重要です。
でないと・・糊が多すぎて桟からあふれちゃう(汗)
で!一番緊張するのが、紙を貼った後
カッターで回りを切り落とす作業ですね。
ポイントは、まめにカッターの刃を折って新しくすること。
あと、力を入れないこと。
できたー。
経年変化で黒びかりする杉の桟もいい感じ♪
これは、新品では絶対だせない乙な味です。
最後に霧を吹くと紙が良く伸びて、より上出来に。
あ、でもこんな高性能な霧吹き持ってないし・・
この作業は割愛することにしよう(汗)
あと30枚かぁ。
この小さいの4枚で作業時間約2時間。
あ、でも師匠いはく
今回のは桟が細かいので逆に手間がかかったよ。
普通の大きい障子の方が早く貼れるでしょう~。
とのこと。本当かな。
なかなか障子張り職人としての腕も良いと褒めて頂いたし(汗)。
建具が大きいと取り回しが大変なので・・心配だぁ。
とりいそぎ、紙をはがして洗うのだけボチボチ始めよう。
それにしても、何度でも簡単に張り替えられる障子文化って
結構凄いかも!まさにSDGsですー♪